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藤商事、2015年3月期決算短信を発表 ~パチンコとパチスロ「リング」が計画を達成

藤商事は8日、2015年3月期決算短信[日本基準](非連結)を発表した。同期中に、パチンコ8機種11万5300台、パチスロ2機種4万4100台を販売。販売台数では、パチンコは計画を下まわったが、パチスロは計画を上まわった。その結果、販売台数の合計は15万9500台となり、ほぼ計画値となった。発売機種10機種中、「CRリング 運命の日」と「パチスロリング 呪いの7日間」が販売目標を達成し、残り8機種は達成しなかった。

2015年3月期の経営成績は、売上高561億5100万円(対前期増減率プラス34.2%)、営業利益79億3600万円(同プラス87.7%)、経常利益79億4900万円(同プラス86.8%)、当期純利益48億1200万円(同プラス76.0%)。販売台数では、パチンコが前期より1万5200台減少し、パチスロが3万8900台増加、総数では2万3600台増加した。構成比では、前期にパチンコ96.2%、パチスロ3.8%であったが、当期にはパチンコ72.3%、パチスロ27.7%となり、パチスロの比率が大幅に増加した。

あわせて2016年3月期の業績予想が発表されている。通期の予想値は、売上高486億円(対前期増減率マイナス13.4%)、営業利益65億円(同マイナス18.1%)、経常利益65億円(同マイナス18.2%)、当期純利益40億円(同マイナス16.9%)と、当期に比べて減収減益を見込む。パチンコでは11機種15万台(対当期比プラス3万4600台)、パチスロでは1機種1万台(同マイナス3万4100台)の販売を計画する。課題として、ホラーに次ぐ新たなジャンルの確立と、独自性の追求を挙げている。

主要機種の販売台数は、パチンコでは「CRリング 運命の日」6万3300台、「CR暴れん坊将軍怪談」1万3100台、「CRヴァン・ヘルシングⅡ」9300台、「CR ZETMAN The Animation」6800台、「CR嬢王」4500台、「CR地獄先生ぬ~べ~」3300台、「CRくのいち 彩」1800台、「CRアレトロン」900台、その他1万1900台。パチスロでは「パチスロリング 呪いの7日間」2万1100台、「パチスロアレジン」2万3000台。

株式会社藤商事

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