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機構、「遊技機性能調査」スタート ~初日検査では「状況に改善が認められなかった」

遊技産業健全化推進機構(機構)は1日、業界紙(誌)にはプレスリリースとして、ホール団体には事務連絡として、「本日より遊技機性能調査を開始しました。(お知らせ)」というタイトルの文書を発出し、同日より「遊技機性能調査」を開始したことを通達した。機構はこの文書のなかで、調査初日の結果では「残念ながら『遊技くぎ』の状況に改善が認められなかった」と報告。今後、必要に応じて情報公開を行っていくとしている。

機構は、警察庁生活安全局保安課からの要請を受け、1日より「遊技くぎ」の検査を開始した。この調査は、これまでの立入検査とは別に、ホールへの通知を行わず実施する。機構検査員が一般客として入店し、一定時間の試打を実施してデータを収集する。本年11月末までの半年間を猶予期間として、この期間の調査結果については行政への通報を原則として行わない。ホールによる、検定を受けた遊技機の性能と異なる不正改造の絶無が目的。なお今回のプレスリリースおよび事務連絡で機構は、警察庁からの要請にはなかった回胴式遊技機(パチスロ)の性能調査も実施したことを明らかにしている。

[2015年6月3日・日刊遊技情報]

遊技産業健全化推進機構(機構)

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