奈良県遊技業協同組合は18日、奈良県橿原市久米町の橿原ロイヤルホテルにおいて、第49回通常総会を開催した。2014年度事業・決算報告、2015年度の事業計画・予算など5議案を原案通りに承認可決。役員改選では相羽宗一郎理事長を再任した。
総会に先だって行われた協賛金および協賛品の贈呈式では、社会福祉法人奈良県社会福祉協議会に自家発電機15台、公益財団法人奈良県防犯協会に200万円、公益財団法人奈良県暴力団追放県民センターに100万円をそれぞれ寄贈。贈呈は、同組合による社会貢献活動の一環として実施された。
総会の冒頭で挨拶に立った相羽理事長は、「組合員にはのめり込み防止標語のチラシ掲載や、のめり込み防止ガイドライン運用などをお願いしているが、まだ自分のところだけよければよいといった考え方のホールが散見される。今この逆風の時こそ足並みを揃えて行動していかなければならない」と述べて、組合員に理解と協力を呼びかけた。
来賓祝辞では、奈良県警察本部生活安全部の竹田昌司参事官が登壇。つづいて奈良県警察本部生活安全部生活安全企画課許認可審査室の岡本哲也室長が登壇し、「ぱちんこ営業の健全化について」と題した講話を行い、特に広告・宣伝の更なる健全化を求めた。
[2015年6月24日・日刊遊技情報]