フィールズは7月31日、2016年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。営業損益では10億円以上の損失となったものの、「通期見通しに対して概ね計画通りの進捗」であるとした。直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。
遊技機販売では、「ヱヴァンゲリヲン 希望の槍」などパチスロ2万8000台(前年同期比2万3000台増)、パチンコ1万5000台(同2万2000台減)を販売。同社では業界内での規則変更の流れを市場拡大のビジネスチャンスと捉える。
連結経営成績は、売上高171億4000万円(対前年同四半期増減率プラス129.8%)、営業損失10億500万円(前年同四半期は25億900万円の営業損失)、経常損失8億6400万円(前年同四半期は22億5400万円の経常損失)、四半期純損失8億6700万円(前年同四半期は15億200万円の四半期純損失)。
同社ではこの第1四半期に、アリストクラートテクノロジーズとスパイキーを子会社化しており、今後は両社が保有するハードウェアやソフトウェアなどの資産を活用した商品展開にも着手していくとしている。
[2015年8月7日・日刊遊技情報]