ダイコク電機は26日、5月11日に公表した業績予想を修正すると発表した。
2016年3月期第2四半期(累計)の業績予想だけでなく、2016年3月期通期の業績予想でも、売上、利益ともに下方修正された。第2四半期業績予想の修正理由は、第2四半期での販売を予定していたパチスロ2機種のうち1機種が下半期にずれ込み、もう1機種が来期以降にずれ込んだことと、下半期に予定していた次世代製品の研究費が前倒しで発生したため。通期予想の修正理由は、第2四半期業績予想の修正理由に加え、下半期に予定していた2機種のパチンコ向け表示回路が来期以降にずれ込んだため。
修正後の2016年3月期通期連結業績予想は、売上高530億円(前回予想からの増減率マイナス11.7%)、営業利益10億円(同マイナス50.0%)、経常利益10億円(同マイナス50.0%)、親会社に帰属する当期純利益5億5000万円(同マイナス60.7%)。前回発表の業績予想では利益が前期を上まわるとされていたが一転、下まわる予定となった。
[2015年10月28日・日刊遊技情報]