SANKYOは5日、2016年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。新基準移行を前にした熾烈な販売競争の煽りを受けて新機種の売上高は伸び悩んだものの、広告宣伝費の抑制と自主規制の影響により研究開発費の一部が下期に期ずれしたことなどから利益面では高い達成率となり黒字に浮上した。
同四半期におけるパチンコの主な販売機種は、「CRヱヴァンゲリヲン10」5万3100台、「CRFマクロスフロンティア2」2万500台など8万1942台、累計15万3795台。パチスロの主な販売機種は、「パチスロ マクロスフロンティア2 Bonus Live Ver.」6900台など1万6611台、累計4万4752台だった。
連結経営成績(累計)は、売上高746億4800万円(対前年同四半期増減率プラス102.6%)、営業利益113億7700万円(前年同四半期は48億5300万円の営業損失)、経常利益122億4300万円(前年同四半期は43億8000万円の経常損失)、四半期純利益85億400万円(前年同四半期は41億6200万円の四半期純損失)。直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。
[2015年11月9日・日刊遊技情報]