パチスロ競技イベント「日本回胴王決定戦」の決勝戦が22日、東京都中央区銀座のベルサール汐留において開催された。
同イベントは今年で3回目。東京、大阪、福岡の3都市で実施された予選を勝ち抜いた56人が前日の準決勝戦に出場、そのうち12人が決勝に進出した。当日1人の棄権者が出たために決勝戦は11人で行われ、11時から21時までの10時間に及ぶ熱戦の結果、福岡予選から勝ち上がったペナ王ヤマDさんが獲得枚数4731枚(開始時支給分1500枚を含む)で優勝、第3代目の「回胴王」となった。
決勝戦には、同イベントのスペシャルサポーターを務めるブラックマヨネーズの吉田敬がMCとして3年連続で出演。「試打式」にはサプライズゲストとしてプロレスラーの蝶野正洋が登場した。会場に競技台として用意されたのは京楽「ぱちスロAKB48 バラの儀式」30台。競技の模様はニコニコ生放送で生中継された。
優勝したペナ王ヤマDさんには、優勝賞品として「ビジネスクラスで行くラスベガスペア旅行」とトロフィーが贈呈された。表彰式で勝因を聞かれ、「序盤でロングフリーズをひけたことと、豪運」と自ら分析。表彰式で発表された各台の設定では、設定⑥が3分の1あったなか、ペナ王ヤマDさんが打ちつづけた台が設定②であったことが判明し、会場はどよめいた。本人もこれには「豪運です」とさらに自信を深めた様子だった。
「日本回胴王決定戦」は、前回の第2回までホール情報誌『でちゃう!』や業界誌『PiDEA』などを発行するtriple a出版による主催として行われていたが、今回より朝刊スポーツ紙6紙による共催に移行した。
[2015年11月26日・日刊遊技情報]