「遊技くぎ」問題について24日付の紙面で報じた読売新聞、毎日新聞につづき、日本経済新聞が同日付夕刊で、また朝日新聞と産経新聞が25日付朝刊で報じた。朝日新聞での当該記事の見出しは、「パチンコ数十万台 くぎ不正し出荷か」、産経新聞では「不正パチンコ台 数十万台回収へ」。一般紙による報道では、強調の度合いに濃淡はあるものの、メーカーによる出荷時の“不正”が強調されている。
朝日新聞の記事では、日工組担当者の話として、「1年程度をめどに不正な台を撤去する」と説明したと書いた。また株式市場の専門紙「株式新聞」は25日付朝刊で、「パチンコ台不正改造問題を嫌気 セガサミーHなど安い」との見出しで、この問題の株式市場への影響を報じた。「24日、複数の報道により、パチンコ台で玉の流れを左右するくぎが不正に曲げられ、警察庁が不正機の回収を要請していることが分かったと伝わったことが嫌気された」と伝えた。
[2015年12月28日・日刊遊技情報]