SANKYOは19日、東京都港区高輪のグランドプリンスホテル高輪において、パチンコ新機種「CRF機動戦士ガンダム LAST SHOOTING」のプレス発表会を開催した。終了後にはホール関係者を対象に発表展示会が開催された。会場には、原作のクライマックスシーン「LAST SHOOTING」を再現した全長6メートルの「ガンダム」立像が設置されていた。同機の最大の特徴は、ヘソ賞球5個となっていること。「ANSHIN5」と名づけられている。納品開始予定日は3月6日。
同機は、アニメ「機動戦士ガンダム」のパチンコ化第3弾。大当り確率319.7分の1のV-STタイプ。ST突入率約51%、ST100回転の継続率約83%。ST中の大当りの50%が最大出玉1651個の16R大当りとなる。「Fortune」枠(新色「エルメスカラー」)。ギミックとして、液晶画面上に出現する「ガンダム」の「ラストシューティング」を搭載。「ララァ」と「エルメス」が“勝利の鍵”となっている。
発表会の冒頭では同社取締役専務執行役員の富山一郎氏が登壇。「業界内の問題が一般報道され、パチンコをしている人びとは不安に思っている。日工組でも今後、ベース30の徹底が決定されており、守らなければ未来はない。安心安全に使える機械として本機をたのしんでいただきたい」と挨拶した。
製品プレゼンテーションでは、2016年を「大衆娯楽回帰に向けた大変革の年」と同社は定義し、「ANSHIN5」により“遊びやすさ”を提供していくと説明。ヘソ5個賞球とした理由として、ベースを還元する際に一般入賞口からの賞球よりもヘソ賞球からの還元を同機では選択している。特長として挙げられていたのは次の3点。①継続率65%規制を前にした最後の高継続型V-STとしての位置づけとシリーズ最高峰の継続率。②新規要素として「ララァ」と「エルメス」を搭載した新たなゲーム性。③シリーズ集大成の演出ボリューム。同機の投入によりSANKYOは、今後の遊技機の在り方を示し「ホール、ユーザー両者の安心安全を実現する」ことで新しい時代を牽引していく意気込みをアピールした。
[2016年1月21日・日刊遊技情報]