回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)の関東・甲信越支部は18日、東京都文京区後楽の東京ドームホテルにおいて新年研修会を開催した。研修会では同組合の各委員より活動状況が報告されたほか、講演会が行われた。講演会では新井経営会計の新井庸義代表取締役が講師を務め、「これから本番!マイナンバー徹底対応“実務編”」と題し、マイナンバー制度の概要と企業経営における同制度への対応について解説を行った。
回胴遊商の伊豆正則理事長は冒頭の挨拶で、今後の課題のひとつとして販売業者の労働環境改善を掲げた。「回胴遊商ではパチンコ業界における夜間作業の実態を調査したい。夜間の労働環境は非常に劣悪になっていると聞く。日曜日の機械納品を全国一斉にやっているなかで中古機の問題にも対応しなければならず、労働環境が悪化している。警察庁にもこれを改善しなければならないと報告している。皆さんにお願いする労働環境の実態調査では、皆さんの本当の声を正確に上げていただきたい。これをきちんとまとめ、行政、ホール、メーカーに要望していく」と述べ、実態を正しく把握したうえで改善に向けた取り組みを実施していく決意を示した。
[2016年1月25日・日刊遊技情報]