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日工組、回収対象機種リストの第1弾を発表

日本遊技機工業組合(日工組)は10日、「遊技くぎ」の変更により性能が異なる可能性のある型式遊技機」について調査の結果、まず13社の28型式について回収対象にすることを決定したと、ホール関係団体や業界紙(誌)に対して発表した。

対象となった28型式のホールでの設置台数は4万8863台。設置台数がもっとも多いのは、「CRルパン三世7H9AZ1」2万3045台。次いで「CR牙狼FINAL‐XX」1万5181台。この2型式の設置台数だけで28型式の設置台数合計の78.2%を占める。

対象型式を設置するホールは、製造メーカーと、補償の有無を含めて回収方法について個別に“打ち合わせ”を行ったうえで対応する。日工組として全メーカーに共通した回収方法を定めるには至っていない。回収期間については厳密に定められていないが、行政講話では「可及的速やかに」と言及されている。日工組としては発表から概ね3カ月程度を想定しているとのこと。回収の対象型式は今後も段階的に発表される予定で、昨年12月25日の「ぱちんこ遊技機の撤去回収等に関する声明」に関する記者会見で日工組の金沢全求理事長は、「台数は数十万台になる」との見通しを示している。

[2016年2月12日・日刊遊技情報]

日本遊技機工業組合(日工組)

20160210撤去リスト