マースエンジニアリングは1日、2016年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。経営成績についての説明では、第3四半期連結会計期間におけるホールの設備更新需要は、先行き不透明感による買い控えにより「過去に例を見ない程」大きく落ち込んだと記述された。
連結経営成績(累計)は、売上高192億5000万円(対前年同四半期増減率マイナス8.9%)、営業利益34億3800万円(同マイナス16.6%)、経常利益37億700万円(同マイナス14.3%)、四半期純利益24億5800万円(同マイナス8.2%)。直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。
パーソナルPCシステムの導入(実稼働)店舗数は累計1550店舗(市場シェア17.0%)、パーソナルを含めたプリペイドカードシステムの導入(実稼働)店舗数は累計2062店舗(市場シェア22.6%)。9月に発表した新製品「立体Air紙幣搬送システム」を含む「Air紙幣搬送システム」は市場から高い評価を受け、今後も拡販をすすめていくとしている。
[2016年2月15日・日刊遊技情報]