高井崇志衆議院議員が３月１日付で提出していた「質問主意書」に対する「答弁書」が１１日付で安倍晋三内閣総理大臣より大島理森衆議院議長宛てに提出された。
第１９０回国会の質問第１６６号として提出された高井議員の「ぱちんこ遊技機の射幸性管理に係る規制の在り方とのめりこみ・ギャンブル依存症問題の関係に関する質問主意書」では、「遊技くぎ」の製造業者による変更への罰則の適用などを質した。「答弁書」では、「個別具体的な事情により判断すべき事柄」であり「一概にお答えすることは困難」と回答。また日工組が警察庁へ提出した「パチンコメーカーからパチンコホールに遊技機が出荷される時点で既にぱちんこ遊技機の性能が検定機と異なるものになっている可能性」に関する調査結果についての報告は、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」により規定される行政文書であるとした。その文書の開示請求が可能かどうか、また遊技機製造業者が規定に違反する行為を行っていた場合の具体的処分、さらに警察職員による検査が必要かについては、「都道府県公安委員会において個別具体の事案に即して適切に判断される」と回答した。
［２０１６年３月２５日・日刊遊技情報］
