シチズンホールディングスは3月30日、連結子会社であるシルバー電研の遊技機事業のうちiクリアシステム製品および紙幣搬送機器製品の開発・製造・販売業務およびアフターメンテナンス業務を日本金銭機械に譲渡することを、同日開催の取締役会において決議したと発表した。シルバー電研については事業譲渡後に解散および清算を行う予定としている。
事業譲渡の理由は、遊技機事業の市場規模が年々減少し経営環境は厳しさを増していることから、シチズングループの経営資源を時計事業、工作機械事業、小型精密部品事業等に集中させるため。シルバー電研では、2014年3月期、2015年3月期と2期連続で収支が損益となる赤字決算がつづいていた。
[2016年4月5日・日刊遊技情報]