経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2016年3月分速報値を、13日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は3146億4700万円となり、対前年同月比マイナス12.0%で24カ月連続の減少、さらに昨年3月以来となる二桁のマイナスとなった。ただし設置台数は対前年同月比で1.4%増加。従業員数も対前年同月比で4.3%増加と、昨年4月以来10カ月連続で上昇している。
対個人サービス業の趣味・娯楽関連では5業種中、「ゴルフ場」と「ゴルフ練習場」のゴルフ関連2業種が対前年同月比でともに増加。一方「パチンコホール」以外で対前年同月比マイナスとなったのは、6カ月連続減少となる「ボウリング場」と2カ月連続減少となる「遊園地・テーマパーク」。
またあわせて、2015年度の売上推移も速報値で公表され、「パチンコホール」の売上高は4兆864億6400万円となり、対前年度比マイナス6.4%となった。
[2016年5月19日・日刊遊技情報]