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熊本県遊協が被災状況公開 ~23店舗が再開未定

熊本県遊技業協同組合はこのほど、4月14日に発生した熊本地震による被災状況について、5月9日現在の被害状況の報告を行い、全日遊連より資料が公表された。報告によれば、9日時点で営業再開の目途が立たないホールが23店舗、その多くが天井崩落、島設備倒壊、壁の崩壊など大きな被害を被ったとしている。営業再開未定ホールの内訳(該当するすべてを計上)は、天井崩壊12店舗、島設備倒壊13店舗、外壁崩落、柱亀裂14店舗、スプリンクラー損壊による浸水3店舗、駐車場亀裂・陥没など5店舗。営業再開未定ホールの遊技機総設置台数は1万3717台となっている。

 

さらに熊本県下の組合員ホール148店舗の内91店舗が被災。営業再開までに要した日数は、5日以内44店舗、6日以上14日以内22店舗、15日以上30日以内2店舗、未定23店舗となっている。店舗が長期休業となった原因の多くは、天井崩壊、吊り天井の落下としており、落下した天井が島設備を直撃するなど被害が拡大したことにより早期復旧が困難になったと報告されている。

 

[2016年5月31日・日刊遊技情報]

 

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)

 

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