滋賀県遊技業協同組合(滋遊協)は5月25日、滋賀県大津市の琵琶湖ホテルにおいて、第54期通常総会、および滋賀県遊技業防犯協力会定時総会と滋賀県遊技業交通安全協力会定時総会を開催した。総会は、組合員総数57名中、46名の出席により成立。2015年度の事業報告など、5議案すべて承認された。
総会の冒頭で挨拶に立った古川照雄理事長は「昨年は新規組合加入や全ホールでの市場価格に基づく適正な賞品提供等を実施できた」と報告。さらに「遊技人口の減少などで極めて厳しい経営環境に変わりはない。今後もゴト対策情報の共有化を図るなどの事業を積極的に推進していく」と組合員に支援を求めた。
続いて滋賀県警察本部生活安全部の松岡正樹部長が来賓を代表して祝辞を述べ、遵法意識の高い組合員を評価する一方で、不正改造事犯の絶無、のめり込み問題の対策の2点を要請した。
総会終了後、滋遊協と滋賀県民間福祉振興財団による福祉施設への寄贈式が開催され、湖南市の特定非営利活動法人「むげ」など3団体に、福祉活用車両計3台が贈呈された。
[2016年6月8日・日刊遊技情報]