経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2016年4月分速報値を、8日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は対前年同月比でマイナス12.7%となり、25カ月連続の減少。さらに2カ月連続で2桁のマイナスと、このところマイナス幅が広がっている。また設置台数では、対前年同月比で1.6%増。従業員数も3.4%増と、13カ月連続で増加している。
対個人サービス業の趣味・娯楽関連では5業種のうち、売上高が上昇したのは、「遊園地・テーマパーク」のみ。4月からの入園料改定などによる影響もあったためか、入場料金・施設利用料金収入が対前年同月比で7.4%と大きく上昇し、売上高は3カ月ぶりに増加に転じた。一方、「パチンコホール」以外で減少した業種では「ゴルフ場」が3カ月ぶり、「ゴルフ練習場」が5カ月ぶりに減少。「ボウリング場」は7カ月連続での減少となっており、3業種とも前年同月より利用者数が減少している。
[2016年6月16日・日刊遊技情報]