遊技産業健全化推進機構(機構)は13日、東京都千代田区の情報オアシス神田において、理事会及び定時社員総会を開催した。総会に先立って行われた理事会では、総会に上程する各議案の審議と、3日に公表した遊技機性能調査1年分の結果概要の報告と協議を行った。
その後の定時社員総会には社員代表者(代理も含む)14名、理事・幹事12名、事務局・オブザーバー19名の計45名が出席。2015年4月1日から2016年3月31日までの第10期事業概況の報告、また新年度の事業計画の進行状況及び予算に関する説明などが行われ、すべて了承された。
また2015年度より実施している遊技機性能調査については、今後も継続実施していくこと、2016年度の立入検査の目標店舗数を2000店舗とすることなどが確認された。
新年度の立入検査活動に関しては、巧妙化している回胴式遊技機の不正改造手口に対処するためにあらゆる検査手法を駆使し、遊技機1台あたりに時間をかけて検査を実施していくとした。加えて情報の公開及び業界内へのPR活動も実施していくとした。
[2016年6月22日・日刊遊技情報]