パチンコホールにインバウンド集客支援サービスを提供しているアガルタは20日、中国最大のインバウンド総合支援企業グループのサイバーマートジャパンと業務提携したことを発表した。
サイバーマートジャパンは、中国の上海に本社を置くサイバーグループの日本法人で、2014年12月に創業。おもに日本企業の中国に向けたマーケティング活動のサポート事業を手掛けている。具体的なサービスとして、中国最大の上海浦東国際空港と事業提携。訪日中国人観光客に対して手渡しで配布するメディア広告事業「東方網City Guide JAPAN」を運営している。
一方アガルタは、海外6言語による外国人向け多言語パチンコポータルサイト「PACHINKO PLAY.COM」の運営管理のほか、日本語を含む7言語によるパチンコ&パチスロの遊び方を紹介した「PACHINKO GUIDE BOOK」というパチンコホールに設置する遊技説明小冊子やPOPなどのインバウンド集客支援サービスを展開。2016年には韓国の大手旅行代理店を運営する株式会社旅行博士と業務提携を結び、訪日韓国人観光客に持たせるツアーポーチへの封入メディアも展開している。現在まで北海道と大阪を訪れる韓国人観光客を対象に、パチンコホールの紹介を含めたエリア観光メディアを刊行している。
中国と韓国それぞれに訪日観光客向けの配布メディアを持つ同社は今後、封入ガイドマップの掲載内容や利便性の向上を図りながら、東京・大阪・福岡・沖縄など日本の人気観光エリアを中心に引き続き様々な配布メディアのリリースを予定。幅広く広告主を集めていきたいとしている。
[2018年2月22日・日刊遊技情報]