ユニバーサルエンターテインメントは23日、東京都江東区の本社において、メーシー製パチスロ新機種「SLOTパックマン」の新機種記者発表会を開催した。
同機はバンダイナムコの名作ゲーム『パックマン』とユニバーサルのパチスロがコラボした新プロジェクト「ファミスロ」の第1弾で、30~40代をターゲットに懐かしさと楽しさをコンセプトにした機種となっている。
発表会の冒頭では同社マーケット戦略室の長谷川崇彦室長が登壇し、「ゲームを楽しみ、今もホールで機械を楽しんでいる方々だけでなく、今は遊技していない人も懐かしいと思って戻ってきてもらえる機械になっている。『パックマン』を全面にあしらったAタイプ市場を切り開く完全告知機で、リール制御を作り込み、奥深さを追求した開発を行った」と概要を説明した。
続いて行われたゲストトークには「ファミスロ宣伝大使」に就任した高橋名人が登場。長谷川氏と共に懐かしのゲーム談義に花を咲かせ、「『パックマン』は当時、ゲームセンターに女性を増やそうという願いがあった。パチスロでも女性客が増えてくれれば」と同機への願いを語った。
「SLOTパックマン」はBB・RBタイプで、違和感演出に特化した完全告知機。ボーナス成立時の95%はサウンドや筐体ランプなど、いずれかの違和感演出が発生。また打ち方も伝統のリール制御により、基本となる順押しから、出目重視の中押し、1確狙いの逆押しと複数のゲーム性を楽しむことができる。ボーナスの獲得枚数はBBが312枚、RBが最大104枚となっている。
また本機より新たに「CMOSセレクター」を搭載。店舗で登録されたメダル以外をカメラで判別することによって持ち込み等の防止が可能な機能となっている。同機能は今後販売する機械にも搭載される見通し。
同機のホールへの納品開始時期は4月下旬を予定する。
[2018年3月28日・日刊遊技情報]