東京都遊技業協同組合(東遊協)は4月26日、東京都新宿区の遊技会館において4月度定例理事会を開催。当日は理事会に先立ち、全日本社会貢献団体機構の助成事業内定式が執り行われ、都内にある3助成団体へ総額660万円の内定証を授与した。
理事会では、高射幸性回胴式遊技機の削減に向けた取組の実施について、2018年度通常総代会への提出議題について、東防連からの防犯グッズ作成の依頼について、阿部恭久理事長の全日遊連理事長への推薦及び都遊協理事長候補の承認についての4議案を決議。全日遊連理事長への推薦及び東京都遊協理事長候補としての承認を満場一致で可決した。全日遊連の選挙管理委員長に宛てた所信表明では依存問題への対応強化、遊技人口の増加施策の推進の2点を重点課題として挙げており、全日遊連の堅固な組織の実現と、遊技業界のオピニオンリーダーとしてファン層の拡大に向け関係団体への働きかけと連携強化に努めていくと表明している。
冒頭、挨拶に立った阿部理事長は、「高射幸性回胴式遊技機の削減なども含め、今後の方向性を考えていく時期にきている。高まりすぎた射幸性や長時間遊技を短時間遊技機に変えていくことでファン層が拡大していく。ピンチをチャンスと捉え環境整備に努めたい」と述べ、全府県方面遊協理事長から全日遊連理事長への推薦状が届いていることからも立候補への意向を示した。
[2018年5月7日・日刊遊技情報]