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保通協、6月もパチスロ新規則機は適合に苦戦

保安通信協会(保通協)は3日、2018年6月の型式試験実施状況を公表した。

 

統計資料ではパチンコが結果書交付70件に対して適合33件、適合率(適合件数/結果書交付率)は47.1%と前回から2.7ポイントの上昇。パチスロは結果書交付38件に対して適合10件、適合率は26.3%と前月期の12.1%からは上昇したものの厳しい状況だ。不適合事項には試射試験関連のほか、「第一種特別役物が作動すると、非作動時よりも、遊技メダルの獲得性能が下げる性能を有していた」といった、パチンコ・パチスロともに規制の抜け道を探るような事項も見られる。

 

受理件数はパチンコ52件、パチスロ48件で前月期からパチスロが増加している。またじやん玉が結果書交付1件、適合1件を受けている。

 

なお6月より完全に新規則機に対応した型式試験に移行。旧規則機の結果書交付は0件だった。

 

[2018年7月5日・日刊遊技情報]

 

保安通信協会(保通協)
hotsukyo