東京都遊技業協同組合は22日、東京都文京区の東京ドームホテルにおいて第52回通常総代会を開催した。当日は総代125名中、86名が出席し総会は成立。事業報告など全10議案が上程され全て可決承認した。また議案の審議に先立ち、退任理事に対して感謝状が贈られたほか、警視庁生活安全部保安課の栗城研生風俗保安対策官が、依存問題への取り組みや広告宣伝規制の遵守、暴力団排除と再関与の防止について講話した。
総代会の冒頭で阿部恭久理事長は、旧規則機の撤去期限が迫るなか、新規則機の市場投入が順調ではない現状の一方で、業界の主張に耳を傾け、業界の将来に向け活動する政治家が増えてきつつあることを説明。続けて、業界として議員の先生とともに活動していく方針を掲げ、その活動の一環として先般開かれた「おだち源幸君を励ます集い」の模様を報告。阿部氏は「我々の思いを代弁して頂けるための活動は、遊技産業の将来に向けた大きな取り組みとなるので、ホールだけでなく遊技産業に関わる人達へ支援の輪を広げ、持てる力を結集し、まさに一致団結して、この難局を改善し、乗り越えていかなければならない」と組合員に理解と協力を求めた。
[2019年5月31日・日刊遊技情報]