経済産業省大臣官房調査統計グループは17日、「特定サービス産業動態統計調査」の4月分確定値を公表した。
今回の調査で「パチンコホール」の売上高は、前年同月比プラス3.2%の2872億1400万円で3カ月連続のプラスとなった。設置台数は前月より1750台増加したが、前年同月比では0.3%の減少。一方で店舗数が前月から減少しているため、小規模店舗の淘汰や新規店の大規模化、もしくは既存店の増台によるものと見られる。従業員数の合計は前年同月比で99.7%だが、前月との比較では「正社員」「その他従業員」ともにわずかながらにも増えている。
そのほか、「趣味・娯楽関連」では、「遊園地・テーマパーク」の売上高が団体入場者数の減少により前月から大きく落ち込んだ。また、「ゴルフ場」と「ゴルフ練習場」の売上高は前年同月比で4カ月ぶりのマイナスとなったが、「ボウリング場」の売上高は12カ月ぶりにプラスへ転じた。
[2019年6月26日・日刊遊技情報]