藤商事は7月30日、2020年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
2020年3月期第1四半期(2019年4月1日~2019年6月30日)の連結経営成績は、売上高44億4300万円(対前年同期比プラス2・6%)、営業損失9億1900万円(前年同期は3億7300万円の営業損失)、経常損失9億2200万円(前年同期は2億6700万円の経常損失)、四半期純損失7億600万円(前年同期は2億1100万円の純損失)で、増収減益となった。
期中、同社は人気タイトル「緋弾のアリア」のシリーズ機である「P緋弾のアリアⅢ 設定付」などパチンコ機を1万900台販売(前年同期は100台販売)。一方、パチスロ機における発売はなく(前年同期は1万1100台販売)、遊技機総販売台数は前年同四半期よりマイナス300台となった。
今後の取り組みとして同社は、「パチンコホールの収益に貢献できる稼働力を備えた遊技機の安定的な市場投入」に取り組んでいくとし、第2四半期以降にパチスロ機の新規タイトルの発売を予定するなど、通期でパチンコ機10万1000台、パチスロ機2万4000台の計12万5000台の販売を見込む。
なお、2019年5月10日に公表した業績予想に変更はないとしている。
[2019年8月23日・日刊遊技情報]