ユニバーサルエンターテインメントは7日、2019年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表した。2019年12月期第2四半期(2019年1月1日~2019年6月30日)の連結累計期間の経営成績は、売上高525億4100万円(対前年同期比プラス12.9%)、営業損失38億5000万円(前年同期は69億3000万円の営業損失)、経常損失93億6300万円(前年同期は710億5000万円の経常利益)、四半期純損失90億3900万円(前年同期は1725億4300万円の純利益)。遊技機事業、IR事業ともに推移は好調であり、緩やかな回復基調となっている。
遊技機事業の売上高は202億300万円(対前年同期比マイナス15.6%)、営業利益29億6500万円(同プラス191.1%)で、改正規則機の供給は低調なものの、「ハナビ通」や「Pアナザーゴッドハーデス ジャッジメント」などを投入。第2四半期における販売台数は3万6074台だった。また第3四半期においてはパチンコで「Pハイスクール・フリート」を投入。パチスロでは「SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ〔新編〕叛逆の物語」の販売を開始しており、計画販売台数を上回る注文が入っていることから、同期における受注済み台数は計4万5540台となっている。
IR事業の売上高は314億1500万円(対前年同期比プラス45.2%)、営業損失18億2100万円(前年同期は30億3600万円の営業損失)と赤字が縮小。調整後EBITDAも前年同期から大幅に増加しており、今後の利益率も上昇を想定している。
メディアコンテンツ事業など、その他売上高は7億9100万円(前年同期比マイナス10.7%)、営業利益は1億2000万円(同マイナス75.3%)だった。
[2019年8月27日・日刊遊技情報]