パチンコチェーンストア協会(PCSA)がこのほど発表した「PCSAデータベース2019」によると、2018年のパチンコホール売上高は前年より932億円多い17兆4856億円となった。
6年連続で前年割れとなっていたホール売上高は前年比プラスに転じ、底打ち感が強まった。また、「売上高(貸玉収入)」より「景品出庫額」を差し引いた「営業収入」は2兆6228億円(対前年比プラス0.5%)となった。
雇用人数は22万3733人(同マイナス5.0%)で2年連続の減少。また、法人税納税額は904億円(同プラス27.5%)と大幅に増加し、サービス業全体の法人税額1兆7063億円(2017年国税庁統計年報公表値)の約5.3%を占めた。
「PCSAデータベース」は正会員に実施したアンケート調査の結果を元にパチンコホール全体の数字を類推するもの。回答数字を遊技台1台あたりに換算し、警察庁が発表した前年末の遊技台数を掛けて算出する。なお、今回のアンケート調査は正会員23社を対象に今年7月に実施した。
[2019年9月6日・日刊遊技情報]