サン電子は1月31日、2014年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。遊技台部品事業を含め主要な事業で売上が増加し、全体として対前年同四半期比で増益増収となった。
2014年3月期第3四半期の経営成績(累計)は、売上高181億8300万円(対前年同四半期増減率プラス29.0%)、営業利益19億6100万円(同プラス47.1%)、経常利益20億8800万円(同プラス50.9%)、四半期純利益12億7800万円(同プラス40.8%)。直近に公表されている2014年3月期連結業績予想の修正は行われていない。
制御基盤と樹脂成形品を遊技機メーカーに販売する遊技台部品事業の売上高は、対前年同四半期比で17.3%増、営業利益で41.6%増。一方、パチンコホール向けに遊技台管理や会員管理のトータルコンピュータシステムを提供するホールシステム事業では、売上高では対前年同四半期比で25.0%増となっていたものの、営業利益では価格競争の更なる激化から同33.8%減少している。
[2月12日・日刊遊技情報]