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平和、2020年3月期第2四半期決算短信を発表 ~遊技機販売が低迷、前年同期比で減収減益

平和が13日に発表した2020年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)によると、2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~9月30日)の連結経営成績(累計)は、売上高739億1100万円(対前年同期比マイナス7.9%)、営業利益135億5000万円(同マイナス34.7%)、経常利益135億3200万円(同マイナス33.5%)、純利益94億700万円(同マイナス30.3%)だった。

パチンコ、パチスロ共に新規タイトルが前年同期比で減少し、期中の販売台数は前年同期より1万9981台少ない7万7851台。主な販売タイトルは、パチンコ機が「ターミネーター2」(1万2046台販売)や「キャッツ・アイ~最高のお宝、頂きに上がります~」(9820台販売)、パチスロ機が「パチスロガールズ&パンツァーG~これが私の戦車道です!~」(1万5650台販売)、「パチスロラブ嬢2」(9005台販売)となっている。販売台数の減少、研究開発費の増加が影響し、遊技機事業の売上高は295億6800万円(対前年同期比マイナス20.1%)、営業利益は79億4600万円(同マイナス49.3%)と減収減益となった。

ゴルフ事業においては、9月に発生した台風の影響で千葉県の一部のゴルフ場が停電により休業を余儀なくされたが、新規取得したゴルフ場の貢献により、売上高443億4200万円(前年同期比プラス2.7%)、営業利益71億9400万円(同プラス6.4%)と微増となった。

通期計画については、市場に現存するパチスロ旧規則機約20万台が年末までに検定・認定切れとなるためパチスロの需要増が見込まれることから、パチスロ販売に注力する方針。すでにパチスロの有力タイトル2機種を発売しており、受注状況は好調に推移しているとのこと。通期でパチンコ機13万5000台、パチスロ機5万5000台の販売を見込んでいる。

[2019年11月15日・情報島]

株式会社 平和