平和グループのゴルフ事業を展開するパシフィックゴルフマネージメント(PGM)は18日、東京都台東区のPGM本社にて「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」について合同記者会見を開催した。
記者会見には、一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟(高ゴ連)の井上尚彦理事長、PGMの田中耕太郎代表取締役社長、ゴルフクラブ等を販売する総合ゴルフショップのゴルフパートナー(本社:東京都千代田区)の川崎康史営業推進本部長(執行役員)、ゴルフシミュレーターを販売するGOLFZON Japan(本社:東京都新宿区)の今野晃広代表取締役が出席。
「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」は、高ゴ連に賛同したゴルフパートナー、PGM、GOLFZONのゴルフ業界3社が連携し、高校・中学ゴルフ部の創設や練習場所、用具の確保をサポートし、部活動としてのゴルフを活性化することに力を注ぎ、同時に生徒たちの努力の成果を披露する舞台を整えていくプロジェクト。高ゴ連の井上理事長は、今年2月に高ゴ連創立40周年記念祝賀会の際、ジュニアゴルファー育成の必要性を訴えたところ、田中代表取締役社長(PGM)、石橋保彦理事長(公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団)、今野代表取締役(GOLFZON)らからの賛同の声に押され、同プロジェクトがスタートすることになった経緯を説明した。
また、会見では全国高校ゴルフ大会の第36回大会(2015年)で優勝した渋野日向子プロがビデオレターを通じて「高校3年間出場し、2年生の時に優勝する事ができ、嬉しくて泣いた思い出がある。当時の経験が今に生かされている」と、後輩プレイヤーにエールを送ったほか、同2015大会で先日の三井住友VISA太平洋マスターズで優勝した金谷拓実選手(アマ・当時広島国際学院高校)も優勝したことなどを紹介した。
高ゴ連は、来年度以降の全国高校選手権(緑の甲子園)を栃木・サンヒルズCC(PGM)、中学選手権を同・ピートダイGC VIPコース(PGM)で継続的に開催することや、高校生対象では初となるシミュレーションゴルフ大会を新設することも同時に発表した。
[2019年11月20日・情報島]