全商協所属の関西遊技機商業協同組合(関西遊商)は16日、大阪市浪速区の浪速公園にて清掃活動を実施。組合員(事務局も含む)55名、地域住民40名の計95名が集った。
この清掃活動は2015年にスタートし、今年で10回目。浪速公園は関西遊商に所属する組合員の事業所が多く存在する『元町』からすぐの所に立地。遊具やグランド、ジョギングコースがある大型の公園で、地域住民だけでなく多くの市民が利用する憩いの場や、災害時には避難場所として活用されるなど必要不可欠な都市基盤として機能している。
社会貢献・環境対策委員会の西川直也委員長は「浪速公園を綺麗で安心・安全な憩いの場としていく為に地域の方々とともに頑張っていきたい」と挨拶。また、今回の清掃活動には浪速区の榊正文区長も参加。関西遊商が行う清掃活動や防犯カメラの寄贈などによって浪速公園の環境が向上したことで、この度、大阪市初となる公園内認可保育所の設置が決まったと報告し、謝辞を述べた。
公園内にはタバコの吸殻や缶や容器などのゴミに加えて、ダンボールや飲食店の什器と思われる大型のゴミも散乱している状況。気温の上がりきらぬ朝からの清掃活動であったが、組合員たちは額に汗を滲ませながら清掃に取り組んだ。
小西哲也理事長は「業界の景気が悪化の一途を辿る中で、組合でも社会貢献活動の見直しなどを行っているが、地域清掃をはじめとする地域に密着した活動の歩みは止めてはならないと感じている」と話した。
[2019年11月21日・情報島]