北電子は7日、東京都港区のコンラッド東京においてパチスロ新機種「アイムジャグラーEX」の発表会を開催した。
本機は、6号機初となるジャグラーシリーズの最新作。従来のジャグラーシリーズと同様、BB・RBの2種類のボーナスを搭載したAタイプとなっている。
獲得枚数はBBが約252枚、RBが約96枚。BB確率は設定①が273.1分の1~設定⑥が255.0分の1、RB確率は設定①が439.8分の1~設定⑥が255.0分の1。ボーナス合成確率は設定①が168.5分の1~設定⑥が127.5分の1、出玉率は設定①が97.0%~設定⑥が105.5%。1000円あたりのベースとなるゲーム数は約40ゲームと、新規則下でボーナスの獲得枚数は減少しているもののボーナス確率やベースの向上によって5号機「アイムジャグラーEX」と同等の打感を追求したスペックに仕上がっている。
発表会では小林友也代表取締役社長が挨拶を行い、「我々は新しい時代も変わらず業界に貢献する『ジャグラー』を目標に新基準機の開発を行い、第一弾がシリーズの王道とも言える『アイムジャグラーEX』。4号機から5号機へ移行する混沌の時代に『ジャグラーは変わらない』というコンセプトで絶大な支持をいただいた。あれから13年、再び新しい時代を迎えるにあたって、原点回帰と新たな楽しさの追及を徹底的に行った。本機もパチスロに関わる全ての方に納得いただける機械に仕上がっている。是非試打で『今後もジャグラーは大丈夫だ』という感覚を味わって頂きたい」と意気込みを語った。また導入にあたって全国十数都市で「ジャグラーツアー」を開催するほか、6号機への完全移行を迎える21年1月末までに本機以外にもシリーズ数機種を販売する予定だとした。
続いて行われたトークセッションでは顧客需要調査室の川﨑俊也室長とライターのガリぞうさんがスペックの詳細などを交えつつ新機種を紹介。新筐体を採用しているが見た目や打感なども変えないことを念頭に正攻法で開発を行った、5号機同様の安心感を得られる機械というコンセプトを明らかにした。
演出面では、告知のタイミングはアイムジャグラーシリーズを踏襲し、ボーナス成立時の4分の3が後告知、4分の1が先告知。筐体が刷新されており、リール上部には「JUGGLERランプ」を搭載。消灯演出、瞬き演出などでボーナスを告知する。また、「GOGO!ランプ」においても、レインボー、GOGO!のみ点灯、告知キャラ出現といった従来のアイムジャグラーシリーズにはなかった点灯パターンが採用されている。このほか、新規楽曲として串田アキラ氏が歌うジャグラーソング「みんなのGOGO!CHANCE」を収録。BB終了後、55GでのBB当選で聞くことができる。
ジャグラーは、1996年に初代が登場したパチスロ機で、リール左下に配置された「GOGO!ランプ」の点灯によりボーナスの当選を告知する完全告知タイプ。分かりやすくシンプルなゲーム性が支持され、瞬く間に全国パチンコホールへの導入が進んだ。その後、進化を遂げながらも基本のゲーム性は変えることなく数多くのシリーズ機がリリースされ、初代登場より20年以上が経過した現在でも多くのホールで稼動中。時代を超え衰えることのない絶大な人気をパチスロファンから得ているシリーズ機種となっている。
ホールへの導入は2020年春頃を予定している。
アイムジャグラーEX 北電子 | ||||
Aタイプ | ||||
設定 | BB確率 | RB確率 | 合成確率 | 出玉率 |
① | 1/273.1 | 1/439.8 | 1/168.5 | 97.0% |
② | 1/269.7 | 1/399.6 | 1/161.0 | 98.0% |
③ | 1/269.7 | 1/331.0 | 1/148.6 | 99.5% |
④ | 1/259.0 | 1/315.1 | 1/142.2 | 101.1% |
⑤ | 1/259.0 | 1/255.0 | 1/128.5 | 103.3% |
⑥ | 1/255.0 | 1/255.0 | 1/127.5 | 105.5% |
©KITA DENSHI