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加熱式たばこエリア、パチンコ店営業再開後の主流となるか ~「パチモク」より

弊社では4月13日、加熱式たばこプレイエリアを完備したパチンコホールの検索サイト「パチモク」を立ち上げた。

5月7日現在、同サイトに登録されている「加熱式たばこプレイエリア」を完備したパチンコホールは79店舗。今年4月5日に実施した調査時(※「「加熱式たばこ」を吸いながら遊技できるパチンコ店は全国で59軒 ~編集部調べ」を参照)より20店舗増えている。

その内訳は、岩手県(1店舗)、宮城県 (1店舗)、福島県(2店舗)、茨城県(6店舗)、栃木県(1店舗)、埼玉県(10店舗)、千葉県(7店舗)、東京都(28店舗)、神奈川県(5店舗)、岐阜県(1店舗)、愛知県(3店舗)、三重県(3店舗)、滋賀県(1店舗)、大阪府(4店舗)、奈良県(1店舗)、広島県(1店舗)、愛媛県(2店舗)、福岡県(1店舗)、鹿児島県(1店舗)。大半は関東圏に集中しており、その中でも東京都が最も多く28店舗となっている。

4月からの全席禁煙化に向けて、店内での喫煙ブースの設置が進んだが、新型コロナウイルス騒動によって闇雲になってしまった感は否めない。ただ、この関東圏の多くの店舗は同一法人によるものが多く、周到にシミュレーションを重ねて今回の加熱式たばこプレイエリアの営業に踏み切ったと考えられる。

特定警戒都道府県以外の地域で営業を再開する店舗が増えたものの、依然として大半のパチンコ店は休業中であり、効果測定をすることは難しい状況だが、喫煙者の立場から見た場合、この「加熱式たばこプレイエリア」という存在がホール営業において大きなアドバンテージとなることは明らかだろう。

業界関係者から新型コロナによる臨時休業中に何らかの準備を進めているホールもあると聞く。今後の予測としては、今回の関東圏の設置状況を踏まえ、大手中規模パチンコチェーンを中心に店舗改装に踏み切るホールも出てくるのではないだろうか。加熱式たばこプレイエリアに限らず、空調の清掃や全面見直しなど、営業再開までにきることは多い。パチンコ業界に関わるものとして、新型コロナ終息後の新しいパチンコ業界に光を見たい。

■加熱式たばこプレイエリアを完備した主なパチンコホール

店名 地域 総台数
1 マルハン千葉北店 千葉 690 461 1,151
2 ARROW namBa HIPS 大阪 674 367 1,041
3 マルハン柏店 千葉 624 416 1,040
4 マックスアリーナ 福島 736 288 1,024
5 コンサートホール北千住 東京 637 373 1,010
6 プラザ3 福岡 640 363 1,003
7 パワーステーション小栗店 愛媛 468 533 1,001
8 やすだひばりヶ丘店 東京 708 230 938
9 ピーアーク千葉 ピーくんステーション 千葉 546 379 925
10 新!ガーデン春日部 埼玉 440 448 888
11 麗都水戸南 茨城 480 387 867
12 ダイエー春日部店 埼玉 500 350 850
13 麗都ARAKAWAOKI 茨城 459 370 829
14 ジャラン五反田店 東京 456 367 823
15 麗都守谷 茨城 504 306 810
16 麗都つくば 茨城 486 321 807
17 サンシャイン 千葉 534 273 807
18 マルハン水戸けやき台店 茨城 424 344 768
19 麗都神栖 茨城 396 345 741
20 がちゃぽん天文館千日店 鹿児島 420 298 718

加熱式たばこプレイエリアの検索サイト「パチモク」

イスラ
イスラ
今のところ79店舗しかないらぁ。少ない気がするらぁ。
正直思ってたよりも少ないわ。20歳未満立入禁止とか運用するのも難しいんだろうね。
ジーマ
ジーマ

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