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遊技機リサイクル協会、第7回定時総会開催 ~小田代表理事を再任

一般社団法人遊技機リサイクル協会は2月21日、東京都文京区後楽の東京ドームホテルにおいて、第7回定時社員総会を開催した。

総会の冒頭で挨拶に立った小田精一代表理事は、「昨年の業績は、業界全体の状況を反映している部分もあるが、決してよろこぶことのできる数値ではない。皆さんと一致協力して、『遊技機リサイクル協会ここにあり』と言われるようにしたい」と述べ、厳しい現状を踏まえたうえで、会員間のさらなる団結を呼びかけた。

議事では、決算報告や次年度の事業計画・収支予算などが上程され、すべて原案通りに可決承認された。また任期満了にともなう役員改選が行われ、小田代表理事が再任された。

事業報告によると、2013年度の同協会のシステムを利用した遊技機の回収台数は、パチンコ28万5983台(前年度実績との対比ではマイナス28.0%、マイナス11万1483台)。パチスロ7万8852台(同マイナス34.2%、マイナス4万1038台)となった。小田代表理事は、「協会加盟の業者が複数脱退したが、変わりとなる業者が控えていなかった。また新台の販売台数が減っており、パチンコ業界自体に元気がない」と、回収台数が減少した理由を挙げた。

事業計画では前年度までと同様に、①パーツリサイクルの促進、②地球温暖化防止対策への協力、③障がい者自立支援および高齢者雇用の支援を方針として掲げた。あわせて、各遊技機メーカーや各都府県方面遊協に対し、協会のシステムへの参加を呼びかける。この方針について小田代表理事は、「あと2年で最低、都府県方面遊協の参加団体数が30(現在の参加数は26団体)を超えたい」と目標値を示した。

[3月3日・日刊遊技情報]

一般社団法人 遊技機リサイクル協会

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