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【編集部こぼれ話③】高射幸性パチスロ機撤去は必須だが… ~業界人も避ける6号機
【編集部こぼれ話②】他業種も続くべきか、パチンコホールの過剰なまでのコロナ対策
今までも散々打ち倒してきた気がするが最後にもう一度やっておくべきこと。そう、天井チャレンジだ。
ではなく、何故高射幸性機の撤去でこれほどまでに紛糾しているのかというのが今回の本題です。別にサムネ一本釣りの為に天井を狙ってきたわけではないので実戦の報告は最後に載せておく。
さて、現在「サラリーマン番長」の未撤去で荒れているが撤去前の同機の約6倍、およそ6万5000台が設置されている「凱旋」の撤去がスムーズに運ぶ未来はどうあっても考えられない。
さらにユーザーの「支持率」も桁違い。先の営業自粛拒否と同様に設置を強行されれば真面目に従った周辺店は被害甚大(去年も大阪周辺が泣きを見たように)。なんとしてでもルールを守らせねばと業界団体も戦々恐々というのが今の状況。
しかしながらこの撤去問題、様々な事情が入り雑じっている為に扱いがやや面倒くさい。わざわざ冒頭で「当初期限」と書いたのもそのひとつ。
なぜなら高射幸性パチスロの認定期限も規則改正によって同様に延長されているので当初期限プラス1年が法律上は残っている。つまり他の機械もそうだが撤去しろとは言っても旧規則機は検定・認定期間が切れたところでようやく設置が違法となり、今はあくまでも業界の自主的な撤去、ということになる。
勿論、この規則改正による延長がそもそも段階的な撤去を前提として成立したという事情はあれど、その「前提」は法には載っていない。そりゃそうだ。
ということで設置継続店舗の言い分としてはつまり、営業も苦しい中で法的な根拠なしに撤去を迫られても従う筋がない。入れ替えの補償どころか今より動かない6号機を買わなければならない。撤去に利がないのである。
これまでの高射幸性機削減等にはある程度従ってきたかもしれないが「凱旋」は最後の壁に近い。撤去される前には6号機でも(稼働的にも利益的にも)なにかしら後継機が登場するだろうというメーカーへの期待があったからこそ成立していた話。
しかしいつまで経っても6号機がまともに出てこない。
適合率は全く改善せず、機械が出ても結果はご存じの通り。
段階的撤去はすると言ったが機械がないので入れ替えしません出来ません。というのがここ1年以上は続いている。
理由は尤もだが実際には規則が変わっているわけで同レベルの機械なんて不可能に近い。AT全盛期のようなベタピン放置で勝手に動く機械があればそりゃベストだが。そうして店の流行り廃りは機械ではなく店の腕次第な時代となったが比率で言えば苦しい店のほうが当然多い。結局新規則機に変わって運用も変化を求められる中で...
話が逸れてしまったがとにかくそんな状況の中でコロナ禍が発生し、ダメージが出た。幸いにも行政は融資面の融通に加えて設置期限の延長も許可してくれると言う。この辺りは規制が厳しすぎた裏返しでもあるだろうし、近年益々行政との関係改善に力を入れていた各種業界団体の努力の賜と言える。まあ設置期限延長にあたっては改正優先で動いたが為に設置区分別の自主的な撤去期限が後付けで登場したようにも見えてしまった。本来であれば誓約書を100%取った後に改正とすべきだったが遅れれば遅れるだけ当初期限は過ぎていくわけで焦りもあっただろう。
何度も段階的な撤去を前提とした規則改正だと実情を知らしめても前述したように法的には一律延長されたのだから設置して何が悪い、という意見が出てしまう。撤去ありきの改正だからと言われても、いや法律上は…と、堂々巡り。
では規則で区分を決めればよかったのかと言うとこちらも前述した通り。法的には機種毎の区分などないので一律延長するほかないのである。
裏を返せばそれを解っていても延長を迅速に行った行政側の譲歩は過去に例を見ない。だからこそ業界全体がまとまらなければ次はない、という考えで無茶と解っていても訴訟も辞さない強い姿勢で挑んでいるわけだ。
実際、改正と段階的撤去の当初案が流れてきたときにこんな無茶苦茶な案がそのまま通るなら先にパチスロの規則をもう一度改正してもらえよと思ったほどに。
では結局外すべきなのか設置し続けるべきなのかというスタンスの話。業界側の人間としては当然外すべきである。撤去したら潰れるから強行する、なんてところはとっくに先がない。誓約書未提出ホールの中にはそこそこの大手もいくつか含まれているが、それらが潰れるなら中小は誰も守れないだろう。勿論、誓約書の内容だとか今回の撤去だとか業界団体側に対する反発はあるはずで争点とすることに否はない。ただその前にとにかく対象の機械は外しませんか、と。後で撤去含めて損賠を争い、野となれ山となれってことで。そろそろ本当に達成率100%が可能な恐ろしく健全な業界であると行政にも世間にも知らしめて頂きたいところだ。
一方ユーザー側としては「凱旋」やら「沖ドキ」やらなくなって何を打つの?と問われると難しい。自分も今回の天井チャレンジで打ち納めということにしたがその後プライベートでまともに打ったのは「ジャグラー」くらいだ。それも月に1、2回くらいというペースで。来店頻度が減るとペカる数も減るので全然勝てる気がしない。でもお金は増える。打たなきゃ増えるのだ…そりゃ時間消費型娯楽だからね…
長々と書いておいて以前と結論が同じで申し訳ないが、最も重要なのは期限切れと解っている台を打つことは避けようという話(どうせ回収台だ。設定①でも6号機より全然マシ?正直自分もそう思う。いっそのこと少しパチスロから離れてはどうだろうか、今も十分ヤバいが遊技人口が減れば減るほど危機感は増すので機械は面白くなるはず。と過激派の意見も記しておく)。
様々な理由から業界団体側による撤去要請には限度がある。関係者もSNSなんかはチェックしているので、この店まだ置いてるよ、とか書いちゃえばそれだけでも抑止になる。さらに過激な抑止策もあるのだが流石に書いたら各所から激怒されそうなのでほどほどにしておこう…
少し真面目だった話はここまでにして、最後に実戦報告を少し。
リセ半々のお店なので500G前後の台からスタートし、無事?に何も起こらず天井発動で久々のV揃い。とても静かな1400G台だった…
あとはGOD引いて(弱演出からだといつも写真を撮り忘れる)いつもの赤7単発に5連黄7も適度に引いて勝ちを確信。したはいいが画像が最後のリザルトです。
結果はちょい勝ちで終了。天井ループが全然ストック出来ていなかったが2400枚超えれば満足感がかなりあるのは6号機に唯一感謝する部分なのかもしれない。
次はパチンコのほうでいい加減に遊タイム搭載機を打たなきゃなあとは思いつつ。
良く行くホールでは徘徊張り付きエナが居るから凱旋は無くてもいいわ
ハイエナ軍団をこの世から駆逐するためにも凱旋いらないしパチンコ遊タイムもやるべきではなかった。すでに各地で台の取り合いで喧嘩の話を聞くし。