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セガサミーHD、横浜IRへの参画について「中止せざるを得ない状況」

セガサミーホールディングスは10日、横浜市が特定複合観光施設(IR施設)の設置運営事業予定者の公募の中止を決定したことを受け、ニュースリリースを通じて「横浜市におけるIR事業への参画を中止せざるを得ない状況となった」との見解を示した。

同社は今年6月11日、日本国内における統合型リゾート(IR)事業への参画を目指し、シンガポールのリゾート施設運営企業であるゲンティン・シンガポール・リミテッドと協業し、綜合警備保障株式会社、鹿島建設株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社大林組とコンソーシアムを組成し、横浜市の実施する特定複合観光施設設置運営予定者の公募に応募することを決定するとともに、横浜市に提案書を提出し受理されたことを発表していた。

しかし、去る8月22日に投開票された横浜市長選で、横浜市へのカジノを含むIR誘致の中止を訴えた山中竹春氏が当選。10日に開会した市議会の所信表明演説で、山中市長はIRの誘致撤回を正式に表明し、誘致推進を担う専門部署を10月1日に廃止すると明言した。

なお、同社は本件による2022年3月期の連結業績への影響は軽微だとしている。

セガサミーホールディングス株式会社


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