パチンコビレッジは17日、東京都台東区の上野ターミナルホテルにおいて「パチンコ・パチスロ販売実績2021」の記者発表会を開催した。
今回、同社が発表した販売実績は今年発売された新機種について独自調査により推計したもの。それによると2021年の販売台数は、パチンコ約110万5000台(対前年比プラス16%)、パチスロ約64万7000台(同プラス61%)。同社は、2020年はコロナ禍の影響で入替が進まなかったが、2021年は旧規則機の撤去期限もあり計画的な入替が進んだことが増加要因と考えられるとした。
機種別にみると、パチンコのトップ3は「海物語」シリーズが、パチスロのトップ3は「ジャグラー」シリーズがそれぞれ独占。パチンコ、
2022年の販売実績予想について「来年においても部材不足により販売延期、機種によっては目標台数を抑えたものが想定され、いつまで続くのかは予測できない」とした村岡裕之代表は、「夏場までは部材不足の影響を受け低調に推移する可能性が高いと思われるが、パチスロの内規緩和による遊技性能アップに期待を寄せて良い1年になっていくのではないか」と述べた。また、来年の登場が予定されているスマートパチンコ、スマートパチスロについては「特にパチスロに期待したい」とした。