「釘師」と呼ばれた方々。今ではだいぶややこしい話になるので、その仕事ぶりを詳細に語ることは避けたいが。それでも、高い技術力を持った職人と称せる存在だったことは間違いないところ。羽根物や一発台の全盛期には、全国のパチンコホールでずいぶんと活躍していたものである。
そうした昔話は、既に知らない世代が大半となってきたはず。特に大手チェーンでは社員の新卒比率が大幅に高まったことで、外部の人間が関わるなんて信じられないことかもしれない。そういえば私自身が業界に入った頃には、既に「釘師」の多くが現場から離れていた時代だった。
故に、釘師だった方々との交流はせいぜい研修の時くらいしかなかったのだが。話を聞いているだけでも面白かったもの。また、適当にハンマーを振るっているように見えて、狙いの幅にピタリと合わせる技術も実にお見事だ。コンサルタントとして需要があったのも頷けるところだった。
そんな元釘師と先日久しぶりに再会させていただく。「今は何をされているんですか」と尋ねると、パチンコ業界の仕事も一応細々と行っているらしい。ただし、メインは運送会社でのアルバイトだとか。パチンコとは全く関係なく、トラックのドライバーをしていると聞いて驚きを隠せなかった。
あれだけの技術があるのに本当にもったいない。そんな風に思うも、今のパチンコ業界に彼の技術を活かせる仕事があるのか。それは私にも分からなかった。ただただ、時代の流れを感じて寂しい気持ちになるばかりだ。
パチンコと釘。切っても切り離せない関係でありながら、触れてはならないパンドラの箱。そんなグレーゾーンは何とかならないものか。いっそのこと、(当初言われていたように)スマートパチンコでは釘を無くしてしまえば良いのに。それは難しいことなのだろうか。
パチンコには釘が大事
釘が無くなること
パチンコは消滅しますよ
釘が無くなれば私はパチンコはやめます
何が言いたい記事なのか分からない。
昔は良かった今はもうなくて悲しい~を語りたいのならネタが弱いし、ただコンテンツを水増しするだけになってる。
この「寄稿コラム」シリーズ書いてる人、全部熱量が低いから変えて欲しい。
「鉄火場の時代からずっと打ってた人」には遠く及ばない「昔からチョコチョコ打ってた人」感が凄い。