パチンコホール企業大手のマルハン(本社・京都、東京)は26日、子会社「㈱マルハンユナイテッドパートナーズ」(運営・マルハン東日本カンパニー)を通じて、ベルギー・プロ・リーグ1部所属の㈱シント=トロイデンVV(以下、STVV)と資本業務提携を締結し、2022年3月31日付けでSTVVの株式の一部を譲り受けたと発表した。
STVVのオーナー企業である合同会社DMM.comから第三者企業がSTVV株式を取得するのは本件が初だといい、今後はSTVVジャパンブランチ(日本支社)とマルハン東日本カンパニーにおける人材交流、各拠点を活かした日本国内におけるリアルイベントの展開などを予定しているほか、新規事業の共創など更なるシナジーを生み出していきたい考え。
STVVは1924年創立のベルギー・プロ・リーグ1部に所属するサッカークラブ。2017年11月に合同会社DMM.comが経営権を取得し、2018年にはマルハンが2006年よりスペシャルスポンサーを務めていた大分トリニータでプレーしていた立石敬之氏が最高経営責任者(CEO)に就任した。シュミット・ダニエル選手、松原后選手、橋岡大樹選手、林大地選手、原大智選手、香川真司選手等が所属する。
STVVの立石CEOは「来季に向けた準備を始める中、マルハンさんをパートナーとして迎え入れ、STVVファミリーの一員として来季から共に戦えることを楽しみにしている」とコメントしている。