北海道苫小牧市にて『マルハン苫小牧駅前店』がグランドオープンを果たしたのは昨年3月末のこと。「JR苫小牧駅」の北口側にあった大型商業施設の跡地で、更地にしてからの完全新築ホールだった。更に、北海道マルハン6年振りの新規出店ということも相まって、大きな注目を集めたものである。
ちなみに同駅周辺におけるパチンコホールとしては、真っ先に『ベガスベガス苫小牧店』の名が挙げられよう。2014年末にオープンして以降、長らく地域一番店として君臨し続けてきた店舗だ。総設置台数は1100台を誇る巨艦ホールでもある。苫小牧といえばベガスベガス、そんな状況が続いていたエリアと評しても過言ではないだろう。
そこへ業界最大手が挑む形となったことで、駅前商圏は一気に北海道屈指のパチンコ激戦区と化した次第である。この2店舗による熾烈な一番店争いは北海道のパチンコファンも広く知ることとなり、両店の特定日ともなれば北海道各地から人が押し寄せてくるらしい。
なお、総設置台数はいずれも1100台と同じ規模。(貸玉別の台数に若干の違いはあれど)4円パチンコ・1.25円パチンコ・1000円46枚パチスロ・1000円178枚パチスロという構成自体も全く同じである。このことからも互いに意識し合っている様相が伝わってくるものだ。
5月17日(火)の午後に視察した際には、2店舗合計で1000人近い遊技客の姿が確認されている。当日は7の付く日ということも影響してか『マルハン苫小牧駅前店』が集客面で一歩リードしていた。それでも「エヴァ」や「リゼロ」、「ジャグラー」シリーズといった主力機種については『ベガスベガス苫小牧店』も文字通りの大盛況で、他エリアでは見られないような盛り上がりを見せている。
また、両店とも接客はかなりのハイレベル。店内のどこですれ違ってもスタッフは明るい笑顔を絶やさずに元気の良い挨拶が徹底されていた。特に『ベガスベガス』では「これからも苫小牧の皆様とともに」という店舗コンセプトを大々的にアピールしていて、スタッフの応対からも「顧客に楽しんでいただきたい」という気持ちがとても伝わってきたものである。
苫小牧のパチンコ市場を牽引している『マルハン』と『ベガスベガス』。お近くにお住まいのパチンコファンならば一度は訪れてほしい。そんなおススメが出来る優良ホールといえるだろう。
ベガスベガスにマルハン負けたら笑いもんじゃねーの?
仮にも最大手だろ?
ベガスのキャッチコピーはマルハンのパクリ