兵庫県遊技業協同組合（兵遊協）は１０日、神戸市中央区のＡＮＡクラウンプラザ神戸において、第５４回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選において、平山龍一理事長を再選した。
冒頭の挨拶で平山理事長は、旧規則機の撤去について組合員の献身的な協力により早期に撤去できたことに対して感謝の言葉を述べた。続けて、のめり込み・依存対策に関して、パチンコ業界の取組みが内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部より高い評価を受けたことを報告し、ＲＳＮのチラシ・ポスターの掲示、自己申告・家族申告プログラムの導入促進といった取組みの実態を業界外にも周知・発信することが肝要だとした。さらに昨年はアドバイザー講習を９回実施。１２０名余が受講し、今後も継続していく方針を示した。また、社会貢献活動については「事業予算は限られているが、コツコツと積み重ねることが重要」との考えを述べている。
その後、再選にあたり挨拶した平山理事長は、「これからの２年間は皆さまが組合加入して良かったと思えるような組合、また１店舗もホール数が減らないような組合運営を考えていくとともに、全国の理事会の場でも兵庫県の代表として意見を発信していきたい」と所信を述べた。