新規則機時代へと突入した2022年。パチンコ業界における長い歴史の中でも節目の1年となることは間違いない。特にGW明けには多数のパチンコ店が閉鎖を選択したことで、5月末時点で早くも閉鎖ホール数の累計が400軒を超えていたものだ。
そして6月期も月末にかけて閉店・休業告知が急増し、計66軒が閉鎖された。いわゆる閑散期とも称される時期故に、特に小規模ホールにとっては来店客数の減少も響いたことだろう。結果的に、本年上半期(1月から6月)における閉店ホール数の合計は490軒ほどまで膨れ上がっていたものである。
2020年および2021年の年間閉店数がそれぞれ600軒ほどであったことを思えば、如何にハイペースで進んでいるかがよく分かる数値といえよう。
それでも、7月期に入ると閉店数はだいぶ減少した。パチンコ店にとっても大きな繁忙期といえるお盆休みを控えて、閉店ラッシュは一旦落ち着いた格好だ。編集部で確認できた閉鎖店舗数は(本年では最小となる)計25軒に留まっている。
なお、1軒あたりの平均設置台数は314台で、相変わらず小規模ホールの閉鎖が目に付く状況に変わりはない。そんな中で最大規模だったのが『キコーナタウン豊中北店』の712台で、こちらは『キコーナ豊中南店』との店舗統合が理由とされていた。
ちなみに現時点では、「300台以下の小規模ホール」が全国に1889軒残っている点も付記しておきたい。8月の後半から9月にかけて、まだまだ相当数の閉鎖ホールが出てくることだろう。既に累計では500軒を超えていて、昨年の600軒以上が閉店するのは確実だ。
年末には果たして何軒のパチンコホールが生き残っているのだろうか。
いいぞぉ!この調子でどんどん潰れてしまえぇ〜!
1000店、目指そう~