最近知人が「家庭用スロット実機」(家スロ)を購入した。好きなコンテンツとのタイアップ機ということで、導入前からいずれ買いたいという話をしていたものだ。
6.5号機へとホールの需要が移りだした辺りで価格が下がってきたため、ようやく購入に踏み切ったと嬉しそうに話してくれる。
ちなみに概ね満足しているらしいが、清掃したいのに「完全分解が難しいこと」や「昔の機械より遥かに作動音が大きくなっている点」は不満だとか。
また、家庭用に音声のラインアウトを追加したり、メダルレス化を行ったりしたが、映像だけは簡単に外部出力が出来ず、配信用のセッティングが面倒だとも残念がっていた。
そもそもパチンコ機やパチスロ機は、基本的に家庭での使用など想定されていないことは承知している。それでも、近年はセキュリティ対策や筐体の大型化・複雑化と家庭で使用する際には面倒になるばかり。
更にスマパチ・スマスロは「オンライン認証の問題」で家スロが出来ないのでは、という危惧も。
コンテンツやゲーム性が好きで「家でも遊びたい」「コレクションしたい」というファンの声も少なからず存在していることは忘れずにいたいものだ。
部品や筐体の共通化、検定・認定期間の延長、部品の型式縛りをなくすなど、機械の寿命を伸ばせば選択肢はもっと広がるはず。安価に転用出来て気軽に触れる機会が増えれば、結果的にユーザー数の増加にも繋がるように思う。
産業廃棄物処理施設に持ち込まねば捨てられないことも啓発すべきだろう。家スロが増えれば不法投棄も増えると思われる。このコラム書いた馬の骨は中古業者っぽいが、販売時にリサイクル料金と処理施設までの送料をデポジットしておく仕組みの提言まですべきではないか。産業廃棄物を市中にバラまきあとは野となれオラ知らんでは無責任すぎるだろう。まるで一般入賞口問題提言しておきながら、その後一切行動しなかった生安課小堀みたいだな。
そこまでするのはごく一部でしょ。
むしろ今なら、実機を模したミニパチンコ機、ミニパチスロ機を作ってマニアに打った方がいい。