NHKの番組「ドキュメント72時間」。11月4日には「青春のパチンコ台に会いたくて」と題し、ゲームセンタータンポポに訪れる顧客のドキュメンタリーが放映された。
タンポポは昔のパチンコ店のような雰囲気を醸し出す店舗で、今やホールには置かれていない懐かしい遊技機を低予算で1日中遊べるゲームセンターとなっている。むろん景品交換は出来ない。
そんな中、昔のパチンコ遊技機で遊ぶ顧客に焦点をあて「なぜ景品交換できない店で遊んでいるのか」という隠れた疑問に応えるようなストーリーになっていた。
ある客は息子と一緒に来店。パチンコで作った借金を寝る間も惜しんで働き、返済したという。「当時は息子と並んでパチンコをするなんて想像もできなかった。苦い思い出もあるパチンコだが、今ここで過ぎ去った時間を取り戻しているところ」などと。
また、店長職をやっていたが失明し現在はマッサージの資格を取ろうとしている人や、パチプロからユーチューバーとなりレトロスロットを撮影しているという人もいた。他にもがむしゃらに働いていた当時の記憶に想いを寄せ、懐かしむ人が多数おられたものだ。
どの顧客もパチンコが好きで心から楽しんでいるように見えた。パチンコは玉の動きやヤクモノの動きで権利を発生させるという面白さがある。遊技機の進化というパチンコ文化とそれを打つ人の人生のコントラスト。それらを実にうまく投影した良い番組だった。
©NHK
理由は簡単
今の台は楽しくないからだよ。
NHKの撮影当日たんぽぽさんに遊びに行ってました。
自分は、終日固定金額で遊べるという事と昔懐かしい機種を思う存分打てるという魅力が理由で来店しました。
経営者であるひげ紳士に逢えるというのも一つの理由です。最近のパチンコは遊戯とは程遠いものになってしまいました。限られたお金で遊ぶという事が出来なくなっています。その点たんぽぽさんは決められた金額で、自分の好きなだけ打てて、遊べる楽しさがあると思います。また機会があればたんぽぽさんに遊びに行きたいと思います。