遊技場自動サービス機工業会(自工会)は15日、東京都港区新橋の第一ホテル東京において2013年度通常総会を開催した。委任状出席2社を含め総員の39社が出席し、6議案すべてを承認可決した。議案には前身となる社団法人からの財産移転とその受入れが含まれ、これが承認されたことにより一般社団法人となった。
事業年度の証紙・シール販売事業からの収入は、各台計数機の普及による計数機証紙類の落ち込みにより対前年比100万円減となり、800万円を割り込んだ。特許事業では昨年10月、新たに5社の権利11件について会員企業と実施許諾契約を締結。契約継続分を含め、本年3月末時点で権利23件についての業務を受託している。その業務受託手数料の合計額は対前年比1割増の約1600万円となっていた。
古宮重雄理事長は、本年2月に当局より認められた貯玉の“相互乗り入れ”サービスについて、「運用細則をホール系5団体と詰めていく。会員各社は対応する機器の開発をすすめなければならない」と述べ、自工会として同サービスの実現に取り組むことを表明した。
[5月20日・日刊遊技情報]