神奈川県で3軒のパチンコホールを営業してきた「㈱新清」が自己破産の申し立てを行ったのは昨年9月頃のこと。『シンセー八億平塚店』と『シンセー八億南足柄店』、『シンセー八億厚木店』を全て8月末までに閉鎖していたのは既報の通りだ。
なお、『シンセー八億南足柄店』のみ貯玉補償基金に入っていなかったようで、ホームページ上では当時次のように記載されていたものである。「当店に貯玉、貯メダルを有していた会員の皆様につきましては今後法律に則った公平な手続きにおけるご対応となりますが、詳しくは本HP等にて改めてお知らせいたします」と。
その後、各店のHPにて「貯玉・貯メダル債権者に対する説明会」(※昨年10月に終了済み)などの案内がなされていた。こうして大手ポータルサイトのホームページ上で破産手続に関するお知らせを行うのはかなり稀なケースといえよう。
また、令和5年3月14日には「債権者集会」の開催も案内されている。
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破産手続開始のお知らせ
株式会社新清(神奈川県厚木市下川入17番地1、代表者代表取締役 大塚 光二)について、横浜地方裁判所小田原支部は、令和4年10月31日午前11時、以下のとおり破産手続を開始しました(事件番号 令和4年(フ)第529号)。破産財団に属する財産の所持者及び破産者に対して債務を負担する者は、破産者にその財産を交付し、又は弁済をしてはならないとされていますので、ご注意ください。
1.破産決定の主文 債務者について破産手続を開始する。
2.破産管財人の住所及び氏名
(※ホームページ上では詳細を記載)
3.財産状況報告集会・計算報告集会・破産手続廃止に関する意見聴取のための集会の各期日 令和5年3月14日午後2時
場所 横浜地方裁判所小田原支部債権者集会場(当日1階エレベーター前に掲示)
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最後に、当該ホームページについては令和5年2月28日をもって閉鎖される旨も合わせて告知されていた点を付記しておきたい。
散々 おいしい 思いしといて破産手続きで 軽く 済ませないほうが いいよ パチ屋なんて 遠隔‘インチキ商売なんだから\ /
パチンコ、スロットの出玉だけで生計を立てる者の育成を怠ったから、当然の結果である。
これからも、パチンコ、スロットの出玉だけで生計を立てる者の育成をしていない企業は、淘汰されていくだろうね。