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【パチンコ経営企業分析】新台導入評価「S」ランク店舗比率は10%超、神奈川県は積極的に新台導入を行うパチンコ店が多い地域

パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は、日本で2番目に人口の多いである「神奈川県」の新台導入評価(※1)について見ていく。

神奈川県は、直近の新台導入評価(2022年9月~2023年2月の6カ月間の評価)において「S」ランクの店舗数・比率は、パチンコが41店舗で12.2%、パチスロが40店舗で11.2%と、ともに店舗比率が10%を超えており積極的な新台を導入している地域。

その中においてパチンコ・パチスロともに「S」ランク評価だったのは31店舗。これは17グループの中に含まれているが、そのうち複数店舗を持つのは下表の6グループ。

パチンコ・パチスロ「S」ランク店舗数
グループ名 店舗数 グループ名 店舗数
マルハングループ 7 マタハリーグループ 4
アビバグループ 3 日拓グループ 2
ピーアークグループ 2 浜友観光グループ 2

このように複数店舗を持つ5グループを見ると、最も店舗数が多かった全国最大手の「マルハングループ」であった。次いで地場系の「マタハリーグループ」「アビバグループ」が続いていた。

また、「S」ランクの店舗数が2店舗の「日拓グループ」と「ピーアークグループ」だが、県内の店舗数を見ると「日拓グループ」は2店舗、「ピーアークグループ」は3店舗であるので、県内の店舗はグループ内で新台導入に注力している店舗であるのだろう。

また、グループ別に「S」ランクの店舗数をパチンコ・パチスロ別に見たのが下表となる。

「S」ランク店舗数
グループ名 両方
マルハングループ 8 7 7 8
マタハリーグループ 4 5 4 5
アビバグループ 4 4 3 5
ビーコムグループ 0 3 0 3
日拓グループ 2 2 2 2
ピーアークグループ 2 2 2 2
トリックスターズ・アレアグループ 1 1 0 2
浜友観光グループ 2 2 2 2
アンダーツリーグループ 2 1 1 2

※同一店舗でパチンコ、パチスロそれぞれ「S」ランクの場合もあるので、合計値と「P」「S」の合算値は異なる場合がある

これを見ても、「神奈川県」の中では「マルハングループ」「マタハリーグループ」「アビバグループ」が、新台導入の中心を担っていると言えよう。また、パチンコもしくはパチスロのどちらかに偏ってるのではなく、どちらにも積極的に新台を導入する旗艦店舗が多い印象を受けた。

では、以前と比較するとこれらの店舗数はどのように変化しているのだろうか。
過去2年を振り返ってみると下表の通り店舗数は変動していた。

期間 「S」ランク店舗数 「A」ランク店舗数
パチンコ パチスロ パチンコ パチスロ
2020年9月~2021年2月 38 35 33 33
2021年9月~2022年2月 38 45 26 27
2022年9月~2023年2月 41 40 23 37

このように、2年前と比較すると「S」ランクの店舗数はパチンコ・パチスロともに微増となっている。

「S」ランクの店舗数はパチンコが全国2位、パチスロは全国3位であったので、今後も上位3グループを中心に積極的に新台を導入していくエリアなのだろう。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内、B:全国2500位以内となっている。


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  1. お客様からの回収もSランク。

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