群馬県遊技業協同組合は19日、群馬県前橋市日吉町の前橋商工会議所において、第49回通常総会を開催した。議事中の役員改選により、趙栄日理事長が再任された。また議案審議に先だって、退任理事や組合活動の功労者に対する表彰式が行われた。
総会は組合員160人中153人が出席(委任状出席含む)。全4号議案すべてを可決した。事業報告によれば、同組合への加盟店舗数は今年3月末で昨年比で12店舗減少となる160店舗となっており、最盛期となった1996年の368店舗に比べ半数以下となっている。趙栄日理事長は「ファン人口を回復させるため私なりに特に推進したいのは、過度な射倖性の抑制だ。今でも特定日に大当りしやすいかのような告知が見られるが、組合員は健全な営業につとめていただきたい」と挨拶し、協力を求めた。
群馬県警察本部生活安全部の羽鳥信之部長が来賓祝辞を述べ、遊技場での置引きが2013年には188件と、前年比で34件増加していたことを指摘。店舗駐車場での事故発生も懸念されるため、防犯カメラ設置など対策の強化を要望した。
[5月29日・日刊遊技情報]