兵庫青年部会が総会、社会貢献活動の一層の強化・新たな社会貢献活動を実施へ

兵庫県遊技業組合連合会青年部会（兵遊青）は１１日、神戸市中央区のＡＮＡクラウンプラザホテル神戸において第４８回定時総会を開催した。

新井稔史部会長は冒頭の挨拶で、「最優先課題である依存症対策の推進をはじめ、若者の遊技客の取り入れ、ホール内の防犯対策、新紙幣への対応など課題は山積しており依然として大変厳しい営業環境を強いられているが、幅広い年齢層のファンを獲得し、安心して遊べる手軽な大衆娯楽としての基盤を確立していくため、青年部会は一致団結して、柔軟な発想による英知を結集し、業界の健全化と発展に向けた努力を続けていく」と決意を新たにした。

議事では４議案の審議を行い、全て原案通り承認。本年度の事業計画には社会福祉協議会等と連携して社会貢献活動の一層の強化を図り、新たな社会貢献活動を実施することなどが盛り込まれた。

議事終了後の記念講演では、１日１００食限定をコンセプトに美味しいものを手軽な値段で食べられる「佰食屋」を運営する㈱ｍｉｎｉｔｔｓの中村朱美代表取締役が講演。「佰食屋」での取り組みを中心に、「１００食という制約が生んだメリット」「ピンチをチャンスに変えるチカラ」「コストをかけずに新規事業」をテーマに講演した。

来賓祝辞では、兵庫県警察本部生活安全部保安課の堀本泰史保安課長が青年部会の社会貢献活動を高く評価するとともに、「若い力と柔軟な発想で様々な課題を乗り越えることができると確信している。新しい時代をけん引する皆さんのさらなる活躍、そして多くの人に親しまれる施設として地域に定着されることを願っている」と述べた。